男子FSを前にメモ

オリンピックって観るのすら追いつかなくなってるので、ブログを書いていられない。なのではてなハイクでひっそりと色々書いております。が、ちょっと長くなりそうなのでこの記事はこちらに。
さて、明日はどうなりますかね。
この2年、クワドレスチャンプが続いたことで「クワドの価値が云々」と言われてはいるが、どちらもブライアン様がなぜか最後のジャンプが華麗に2-1だったり2Aでべしゃっとこけたりしなければ優勝していたわけで、単純に「クワドありノーミス>>クワドなしノーミス」っていう構図は変わっていないと思うのだ。トップ陣は。
それだけクワドありでノーミスするのが難しいプログラムを組む選手が増えているんだろうが、「正確な技術ありきで高難度ジャンプに挑め」と言わなければ、みんな正確な技術を身につけようとしないだろうし、今は一時的に難度が落ちているけれど、それは過渡期だからじゃないかなあと思っている。
そんな過渡期の五輪において、上位3人(プルシェンコライサチェク、郄橋)がノーミスなら確実に上に来るのは郄橋君だろう。プルさんのプログラムは良くも悪くもプルシェンコ流で「ジャッジが待ち望み観客が物語に引き込まれるプログラム」とは違うし、ライサチェクはまあまあ受けのいいプログラムだがクワドを跳ばずにくる。郄橋君の「道」は物語性もあってお客さんも思わず盛り上がるようないいプログラムだし、クワド成功すれば彼に利がある。しかし一方で、今季一度もノーミスが見れていない「道」がどうなるか、彼の体力がきちんと持つかは未知数だし、そうなるとPCSは上位ほどはずまれないものの当たりプロと加点がガツンとつくジャンプを持ってる織田君は結構怖い存在だったりする。2Aだけど4はなかなか決まっていて、なによりお客さんとジャッジの「お待ちかね」具合がすごいランビーエルもいるし。ジョニーは素敵にジョニーらしくいてくれれば、彼の伝えたいことは全部伝わると思うの。
で、あとは沈まぬ三銃士と呼びたいブライアン様・トマシュの旦那・アボット王子が会心の演技をしてガッツポーズして吠えてお客さん大 歓 喜!!!みたいになればいいと思うんだ。ああ、楽しみ。