バンクーバー五輪の開幕から45度ほど目を逸らすエキシビジョン用プレイリスト作り
開幕してしまった。
一応それなりに追いかけていた競技の大一番が始まるって非常に恐ろしいことだと思っているこの頃です。いやね、本当にスノーボードを追いかけていた人たちの心境を思うと、あー辛いだろうなと。日本全国がニワカファンだらけになって、ニワカならニワカでいいんですが古参の批評家気どりを始めるので、そういうのにはうんざりしてみたり…ね。NHKのアナウンサーが「開会式に出ているフィギュアの選手は織田選手だけ」とか言っちゃうんだから。リード組おるっちゅうねん。
まあ、そんなわけで色々と苛立ったり、試合が始まるのが怖かったりもしているので、メダルやら最終組の予想をする気がまったく起きないのですよ。
なので、男女シングル・有力選手のエキシビジョン用のプレイリストをおさまりの良さと自分の好みだけで作ります。順位とか気にせずに素敵エキシの妄想。
ちなみにエキシビジョン、トリノのときと同数なら地元選手以外は5位までのはず。
※このプレイリスト作りは選手のメダル予想とはまったく関係のないものです。あしからず。
男子
主力選手・エキシビジョン用プログラム一覧はこちら
バラード系
エフゲニー・プルシェンコ「存在しない街」
ステファン・ランビエール「Ne me quittez pas」
ジェレミー・アボット「At This Moment」
高橋大輔「luv letter」ポップ系
トマシュ・ベルネル「マイケル・ジャクソン・メドレー」ジョニー・ウィアー「pokerface」
パトリック・チャン「Viva la Vida」
織田信成「smile」
小塚崇彦「closer」
分類は当社比なので気にするな。
エキシに出る選手がポップ系ばかり…っていうことはなさそうだが、バラード系プラス1という可能性は比較的考えられる。それじゃつまらないような気がする。
やっぱりエキシビジョンなら、適度にポップで踊れるプロもしんみり魅せるプロもそれなりに混ざっていてほしい！ということを考えると、パワー系とバラード系を合わせた中から3曲、ポップ系を2曲くらいが非常におさまりがいいのだ。
個人的にはジョニーとトマシュと織田君のプログラムは全部方向性が違うながらも見たいリストに均衡して入っている。それに比べるとバラード系＋パワー系は…どれも素晴らしいけれど、プログラムとして「ぜひ」というのはないかもしれない。
だがしかし、オリンピックということは、ステファン・ランビエールが伝説の宝刀「ポエタ」をスペシャルミックスで用意している可能性もある。開会式で「ハレルヤ」が歌われたのはブライアン・ジュベールが大活躍してエキシで使う、いわゆる荒川ルートへの暗示かもしれん。…少なくともパトリックのエキシは見れるね、地元だし。だから取り外して考えてみる。
ということで、ベストだと思うプレイリストは
pokerfaceで掴み→luv letterでうっとり→マイケル・ジャクソンでフィーバー→ポエタで大喝采→ハレルヤでゆったり現実へ
かなあと思っている。
まずはポップ＆デカタンに、だんだん盛り上げて行ってソフトランディングする構成。でもsmileも観たいなあ。もちろんラプソディー・イン・ブルーも捨てがたいし、っていうかプルシェンコがランク外とか考えづらいし。
結局まとまるわけじゃないのであった。
女子
主力選手・エキシビジョン用プログラム一覧はこちら
しっとり系
ユナ・キム「タイスの瞑想曲」
レイチェル・フラット「One day I'll fly away」
カロリーナ・コストナー「Ain't No Sunshine」
ラウラ・レピスト「I Want To Spend My Lifetime Loving You」ポップ系
ジョアニー・ロシェット「objection」
浅田真央「カプリース」
ミライ・ナガス「セブン・デイ・フール」
アリョーナ・レオノワ「プシーキャット」
エレーネ・ゲデバニシビリ「I wanna be loved by you」パワー系
安藤美姫「レクイエム」
鈴木明子「リベルタンゴ」
エキシビジョンというとうっかり女声バラードでしっとり…的なものがかぶりまくる昨今にあって、なかなか良いバラけ方。ていうか普通にロスワールドの1〜5位だけでプレイリスト構成してもいい感じ。
だがここで見落とせないのがリベルタンゴ。四大陸でわざわざやったということは、この人ってば思い切り五輪のエキシビジョンのこと考えてまっせ。地元五輪ということでジョアニー・ロシェットが雄大なエキシビジョンを考えてきているかもしれないし、ユナのタイスもフェイントで別の曲かもしれない。まあジョアニーについては、どのみちエキシビジョンで見られるので取り外して考えてみる。
色々と悩ましいけれど、その中で私選プレイリストは
カプリースで掴み→I wanna be loved by youで色っぽく→リベルタンゴでガツンと蹴りを一発→タイスの瞑想曲でゆったり包む→レクイエムですべてを昇華
妖精・小悪魔・魔性・聖母・女神まで、女の色んな側面が楽しめると思います。
まあ、こんな収まりのよさだけで考えても、収まりを越えていくのが選手の皆様なのでした。選手の皆様が怪我なく良い五輪を過ごされますように。
