グランプリファイナルを総括してみるのだ〜アイスダンス編〜

といっても、私はFDしか見てないんだけどね。
・クロポーはNHK杯よりも好印象でした。NHK杯が立ち見疲れで眠かったせいもあるけれど。ボヘミアンラプソディって普通にメロディ綺麗なんだよね。夜っぽい雰囲気で、ノクターン感がよく出ていた。それに気付いた振付師の勝ち。しかし女性コーチが男性コーチの頭わしゃわしゃに色々持って行かれた。笑。
・カペラノのレクイエム・フォー・ア・ドリームが見れて満足です。出だしがまんま「薬物中毒の青年が悪い妖精に引き寄せられる」ところから始まっていて、うおおお!となった。途中で少しダレたけど、プログラムとしては非常にいい。ドラマとダンスがきっちり融合していて、ふたりの個性とキャラクターがもっと際立つといいなと思いました。キャシー観に来てたらしいけど、カッペちゃんの悪い妖精は「ワタシアクマ」の参考になったんじゃないかしらね。
カッペリーニちゃんが悪い妖精ならシニードは良い妖精なのだったが、ちょっとシニードの調子が悪そうで気がかりだった。同調性はあんましなのに妙に同じ遺伝子感漂うのがカーズの素敵さだと思うんだけど、そこが薄まっていたのだよな。NHK杯に比べると。残念。
・ブルザの調子、というかリフトの処理とかが甘い気がしたペシャブルですが、このプログラムは一体何なのか未だにわかっていない。ふたりが素敵だってこと以外は。なぜレクイエム・フォー・ア・ドリーム使ってるんだろう音楽に。もっとふわふわファンタジーキッチュで面白い音楽使った方が映えそうな気がするのだけれど。
・テッスコはテッサのスカートをどうにかした方がいいと思うのよ。いや、デザインとかは可愛いんだけど、あのリフトの処理はないわあ。スコットがかぶっちゃってたときもあったし。甘いきゅんプロなら、もっと似合うリフトがあると思うんだけどな。テーマと音楽はいいのに細かいところが…うーん。
・じゃじゃじゃじゃじゃーんでチャーリーがメリルの前に躍り出るところは進化していたけれど、勢い自体はNHK杯のほうがあったと思う。しかしあのタイタニックみたいな後ろ脚に乗るリフトは本当にいつ見ても面白いよね。メリルは振り回されてもスカートの処理がうまいので好印象です。テッサのスカートもこれくらいなら気にならないんだ。よ。